◆ 【結論】事前審査は「物件を見る前」に出すのがベスト

理由はとてもシンプルです。

• 自分がいくら借りられるかわかる
• 無理のない月々の支払いが明確になる
• 探すべき物件の価格帯が決まる

逆に事前審査なしで家を探すと…
・気に入った物件が買えない
・借りられると思っていた額が借りられない
・時間も労力も無駄になる
という“家探しのあるある失敗”につながります。

◆ 住宅ローンの「事前審査」とは？

銀行があなたの状況を確認して、
「いくらまで借りられるか？」を判断するための審査です。

【審査されるポイント】

• 年収
• 勤務先
• 勤続年数
• 他の借入（車・カード・奨学金など）
• クレジット履歴（スマホ分割も含む）
• 家族構成
• 借入希望額

【必要書類はたった3つ】

※金融機関によって異なります。

• 身分証
• 健康保険証
• 収入証明（源泉徴収票 or 給与明細）

◆ 事前審査で「分かること」

事前審査を出すと、こんなことが具体的に分かります。

• 借入可能額
• 金利の種類（変動・固定）
• どの銀行が有利か
• 月々の支払いイメージ
• 自分に合った総予算

これらが分かるだけで、
家探しの迷いが一気に消えます。

◆ 事前審査は「出しても買う義務はない」

事前審査を出したからといって…

• その銀行で借りないといけない → ✖
• 絶対に家を買わないといけない → ✖
• 物件を決めないといけない → ✖

どれも全くありません。
事前審査は「買うため」ではなく、
“判断するために出す”という感覚で大丈夫です。

◆ 事前審査が必要になる3つのタイミング

① 家探しのスタート前

最も理想。無理のない価格帯が分かるので失敗しない。

② 気になる物件が出たとき

人気物件は「事前審査済の方」が優先されるため、早めに必要。

③ 賃貸更新・引越しを考えているとき

「今の家賃で買えるのか？」が明確になる。

◆ 事前審査に落ちるケース & 対策

落ちる原因を知っておくと、不安が減ります。

• クレジット延滞がある
• スマホ分割の延滞
• 借入が多い
• 勤続年数が極端に短い
• 収入が不安定
• 申込内容と実際の収入が合わない

ただし、
原因さえ分かれば対策できることがほとんど。
「事前審査＝買えない」ではありません。

◆ まとめ：事前審査は「安心して家探しを始めるための準備」

事前審査は「買うため」ではなく、
“判断材料を知るため”にやるものです。

・いくらの家が買える？
・月々いくらなら無理がない？
・どの銀行が合っている？
この3つが分かるだけで、
家探しがスムーズになり、ムダがなくなります。

「まだ買うか決めてないけど、事前審査してもいい？」
→ もちろんOKです。
安心して家探しできるように、あなたの状況に合わせてサポートします。

 山﨑